スターバックスの2杯目100円というのは得なのか?財務とマーケティングの観点から考えた

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

顧問先等の情報を持たない(周りに見られるとまずい資料がない場合)仕事は、近所のスターバックスで行うことが多々ある

近所に3軒スターバックスがあるので、多い時にはその3軒を90分毎にハシゴすることもあるくらいだ

ハシゴする理由は

①ずっと居るのが何だかお店の回転率を悪くしてるようで申し訳なくなる(職業病)

②あの人いつもいるなと思われるのが嫌(誰も見てないのに・・)

③3軒とも立地条件が違うため客層が違う(なんとなく来店客から情報収集)

 

特に、顧問先のマーケティング戦略を考える場合なんかは、事務所や自宅でひっそり考えるよりも、雑多な刺激のあるカフェなんかが仕事がはかどる。そういえば、このブログも今スターバックスで書いてます・・・笑

 

ご存知の方も多いと思うが、スターバックスはドリップコーヒーを同日内であれば2杯目100円(税別)で提供していますよね。僕、貧乏性なのか必ず無理して2杯目飲んでしまうんですね。

 

それで今日ふと考えた、「2杯目100円って、これ得なのか?」

 

職業病(今回2度目登場ワード)ですが、僕なりに解明してみた

 

まず、スターバックスの原価率は25.2%(東洋経済記事より)である。

「低い!」と思うかもしれませんが、スターバックスのクオリティ基準は高く、一定時間を超えたものは廃棄するので、これくらいの原価率が適正かなと僕は思う

 

そうすると、

1杯目のドリップコーヒーが280円(税別、ショートサイズ)

原価=280円×0.252=70.56円

粗利=280円ー70.56円=209.44円

 

2杯目のドリップコーヒーが100円(税別、定価280円のショートサイズ)

原価=280円×0.252=70.56円

粗利=100円ー70.56円=29.44円

 

どうでしょう!

2杯目の100円で販売しても、粗利は出ていますから、財務的にもスターバックス側は損をしていないと言えます

 

1杯目を買いに来るかどうかわからない新規のお客様を待つよりも、1杯飲んでくれたお客様に「さらにもう1杯」買って頂く方が、顧客獲得コストが低いですよね!

こういうのをマーケティング的には「アドオン」と言います

 

皆さんのご商売でも、このアドオンを展開できないでしょうか?

 

 

ま〜、こんなこと考えて飲んだらコーヒー美味しくないですけどね。

こういうこと言い出すと女の子にモテなくなるんですね・・・

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。