起業支援の多様な活動を通して最近強く感じることがある
それは、みんな経営に関する前提条件を「決めすぎる」ことだ
僕も起業して4年目なので、起業同級生でも多く見られる事象だが
幸い僕は
起業当時、寝食を共にした仲間の中に、デザイナー達がいた
デザインに必要な「余白」、彼らが料理の時に自然と行う盛り付け(正確に言うと僕の盛り付けを注意された。笑)から
経営にも「決めすぎないコト(余白)」が必要なことを学んだ
イメージとしては、センスの良いレストランを思い浮かべて欲しい
こだわりの食材、こだわりの調理法で出来上がったお料理が、こだわりの器に盛り付けされる
この時、器いっぱいに山盛りに盛り付けられていることはほぼ無いだろう
器全体「余白」が確保されていて、お料理とのバランスが絶妙に保たれていて美しく見える
話を経営に戻す
真面目で事業にこだわりが強い経営者ほど
経営に関する前提条件を「決めすぎる」傾向がある
要は器いっぱいに経営条件を盛りすぎるわけだ
そうすると、変化に弱いばかりか、想定外のコトが起きると途端に脆い
また、こういう経営者に限って、周りの意見を聞く耳を持たない
自分の経営の「器」に余白がないのだ
決めるコト決めすぎないコト
「余白」を残すと、周りからは「テキトーな奴」と思われることもありますがね・・・わざとですよ、旦那。笑
村田