春からスタートした週1回2時限の、金沢文化服装学院(http://www.kanabun.ac.jp)での授業も、本日で5回目だった
嬉しい誤算だったのは、 学生が思いの外、” 知識習得スピードが早い ” ことである
僕は学生に授業で教えていることを基礎とし、企業経営者、診療所院長、一般企業マネジメント層、診療所スタッフに、各業界向けにカスタマイズしてマーケティングの指導にあたることが今まで多々あったが、
今までで基礎部分の習得スピードが一番早いのではないかと思う
「先生」と一度でも呼ばれたことのある人であれば、この習得スピードが早いというのは嬉しいはずだ
ましてや、習得(インプット)した知識を実際に遣って(アウトプット)、何らかの行動を起こしてくれた結果が出てくると、なおのこと嬉しい
「真綿が水を吸い込むように・・・」とは、正にこのことではなかろうか
6月に開催される2日間の販売イベントに学生有志が参加する
今回は写真であるように、前4回で教えたマーケティング分析の基礎的手法を遣った結果、同校商品出品予定者に対してマーケティング戦略のプレゼンテーションをおこなった
もちろん、この分析結果をどのように捉えるかは、作り手である出品者の自由ではある
学生なので、「自分の好きなものを作って、わかる人にだけ買ってもらいたい」もしくは、「売れたらラッキーくらいで」という出品者もいる
ただし、それは趣味であればの話である
もし、「自分の作ったものでEVCを提供し、喜んでもらいたい!」という商売の根源を持っている学生が居たならば、
分析結果を知らないで出品する(作る)よりも、知っていた方が売上が上がることは間違いないように思う
学生が卒業し、実社会に飛び込んだ場合、どちらが求められるか?
あくまで持論だが、持続継続可能な後者ではないだろうか・・・
今回は学生を例に書いたが、ビジネス社会で日々奮闘されている皆さんはどうだろうか?
俯瞰で自社、自社のビジネスを見れているだろうか?
新しい商品・サービスを出すことだけで満足していないだろうか?
自社のスタッフは「考えるチカラ」を持ちあわせているだろうか?
村田