freeeによって税理士の仕事は奪われるのか

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今朝、建設業のクライアントとモーニング食べていたら

「村田くん、会計ソフトのfreeeってどうなん?」

と質問された

僕「社長、どうなん?(金沢弁で「どうなの?」の意味)って、使えるか使えないかってことですか?」

クライアント「ウチのかかあ(奥様が経理)の代わりになる?」

僕「いやぁ〜、それは無理ですよ。大前提として社長、奥様が経理でなくなったらお金使いまくるでしょ?笑」

クライアント「やっぱり?爆笑」

僕「真面目に話すと、一人親方や2〜3人の会社や取引自体が単純なビジネスには、freeeは強い味方になると思います。ただ、受取手形、支払手形、売掛金、買掛金、在庫の経営五勘定の管理を奥様がしっかりとやられてますよね?あの奥様と同じことが、freeeでまかなえるかって言うと、まだまだですよ。もちろん、ゆくゆくは匹敵するものになるかもしれませんがね・・・」

クライアント「ああいうのって、税理士の仕事は減るの?」

僕「そうですね。一括りに税理士さんといっても様々なタイプの先生がいらっしゃいます。”顧問”といってもろくに顔も見せず、毎月所員さんが領収書を取りに来て、記帳した先月の試算表を持ってくるだけ・・みたいなところはfreeeにとって代わられるかもしれませんね。」

 

 

もし、これを読んでらっしゃる方で経営者の方がいらっしゃれば、次の3つをご自分に問いかけて頂きたい。

①顧問の税理士先生(ご本人)は、少なくとも2ヶ月に1度は顔を見せているだろうか?

②先月の試算表(会社のB/S、P/L、C/F)は、遅くとも翌月10日までに手元に届くだろうか?(まさか、15日過ぎてからではないですよね・・・苦笑)

③先月の試算表について説明して、今月の対策としての行動指針を一緒に考えてくれるだろうか?

 

以上のことが全て「NO」の場合は、悪いことは言わないので、今すぐに顧問税理士の変更をご検討された方が良いと思います。freeeさんの方がマシ!!

 

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