農家が自ら売る時代の考え方

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「公益財団法人いしかわ農業総合支援機構」主催のセミナーで講師をつとめました

35歳以下の就農者の方々に

「農家が自ら売る時代、経営者としての考えかた」

という題目でお話しました

僕は農業については

ど素人なので、講師依頼のお声掛けいただいた際は自信がなく、引き受けるかどうか迷っていたのですが、

主催者様の方から

 

「今からは作り手の農家が自ら売る時代なので、マーケティングやセールスの基本を話して欲しい」

 

というニーズでしたので、

 

「少しでもお役に立てれば・・」という思いで引き受けました。

 

 

ただ、当日「農業の知識はゼロ。全く知らないけど、とにかく僕の言った通りやってみて」という無責任なセミナーは嫌だったので、約4週間みっちり農業(農家)の現状と課題を勉強しました

 

「僕が農家だったら、こう考えて売るかな」

 

という内容にまで昇華して、つくり込みました

 

 

ざっくり挙げると

 

①なぜ、農家が自ら売る時代なのか?

②売る方法は?

③何をもって実現するのか?

 

シンプルによくあるWhy?How?What?ですが、

打ち合わせ時のヒアリングで、農家には今までこの考え方がなかったように思えたので、

この構成でお話を進めました

 

食の安全に対する消費者意識の高まり

スマートフォンを代表するICT技術による情報発信の重要性

農協(全農)改革後の世界

減反廃止後の世界

農業版コンストラクションマネジメントの海外での需要の高まり

オランダ大規模農業化のきっかけ

 

個性を重要視した営業の仕組み

自分・従業員の個性の見つけ方と参考図書

「かかりつけ農家」という考え方と方法

お客さまの「アグリインテリジェンス」を上げていくという考え方と方法

情報発信の「プル型」「プッシュ型」の違いと使い分け

base」などのwebサービス

planet table」などのマッチングサービス

O2Oとsns

セールスプロセス

 

応用編として

気の合う仲間とアライアンス会社設立

 

 

etc・・・

 

伝えたいことが多すぎて、スライドが200枚にもなってしまった為、かなり早口で進めましたね。笑

 

予想はしていましたが、最後にご協力いただいたアンケートにも

「スピードが速すぎる」

とのご意見も頂戴いたしました。苦笑

 

 

僕も、このセミナー講師をつとめることになって初めて農業について勉強したのですが、

良い意味でも悪い意味でも、農業にはまだまだ可能性がいっぱいだと思います。

 

今後も勉強していきたい分野です!

 

村田

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