専門学校の講師を引き受けた頃から
友人達に「先生」と呼ばれ、からかわれる機会が多くなった
友人達にからかわれるだけなら、笑ってやり過ごせるのですが、
知り合って間もない方や、コンサルタントとして初めてお会いする方に「先生」と呼ばれると
自分の中では黄色信号が灯ります
なぜかというと
学校の講師面では
当然仕事として対価を頂き、引き受けておりますし、
授業内容も、普段使っているコンサルティングの手法(クラシックなフレームワークなど)を、ファッションビジネスに適用して学生に講義しているので、あくまでコンサルティング業務の延長のような感覚だからです
また、「マーケティング論」というカリキュラム上、たまたま立場が今回は私が講師、相手が学生となっております
もし、「ファッション史」「ファッション概論」というカリキュラムだった場合は、学生が講師、私が学生でもおかしくありません
あとは、学生達よりちょっと私の方が長く生きているだけです(あ!だから「先に生きる」で先生なの・・?)
「先生」と呼ばれて、良い気分になっていたら ” 勘違い ” の始まりだと思っております
ですので、どなたかに「先生」と呼ばれた際には
・そう呼ばれたそうな振る舞いをしていただろうか?
・言動が偉そうかな?
・自分の中でおごりが発生していないか?
・自己満足が始まっていないだろうか?
・周りに感謝しているだろうか?
などと、セルフチェックをするようにしております
講師もコンサルティングも
「先生」という立場よりも、一緒に考え実行する「協働者」でありたいと思います
村田