「戦略」とは「戦いを略すこと」と、何かの本で読んだ気がする
経営コンサルタントというと、メディア等の情報もあり「戦闘能力の塊のような人」というイメージを持たれている方も少なくないですよね
僕は昔から「気が弱い(大丈夫か?俺、)」ので、「無用な戦いは避けて(略して)」、「勝てる分野だけ圧倒的に勝つ」コンサルティングのスタイルです
まさにこの戦略を実行している院長がいらっしゃったので、今日はそれについて書きたい
「糖尿病内科」と「内科」を標榜されている
専門は糖尿病内科
この院長は「糖尿病」に特化するコンセプトで開業された
開業エリアに7つ内科がある競争の激しいところだったが、集患に成功されている
コンセプトに忠実で
レントゲン機器も導入していない
理由を訊くと
「ま〜開業時にお金が無かったのもあるんだけど、近くにこんないっぱい内科があるから、レントゲン撮らなきゃわかんない病気の患者さんは、他(他院)に紹介しようと思って。周りたくさん(内科)あるからね・・」
と、軽く言ってのけるくらい
確かに導入する機械にもよるが、院長が開業された当時だと機器本体が値引き後で200万円前後、シールド工事と変圧器など考えると1000万円て、とこでしょうか
1000万円で導入して、月に数枚撮るとかだと、確かに合わない(投資回収できない)ですね・・・
1000万円安く開業できるわけですし
「みんな持ってるし、持ちたい」と思いがちですが、
「持たない経営」も立派な「戦略」のひとつかと思います