歯科医の年収下落が止まらない
平成25年厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、平成25年の歯科医師の平均年収は621万円でした。(あくまで統計ですから分母の数により上下しますので、あくまで参考値です。)
これは
医科医師の平均年収1072万円に対して60%弱の水準ということになります。
開業医においてもこの傾向は顕著で、収益悪化に悩んでおられる方も多いと思います。
コンビニの数よりも歯医者が多いほどですから、「需要と供給」の関係はここでも例外ではありません。
明らかに供給過多の状態であります。
もちろん、
①高い技術
②マーケティング能力
③財務・人材のマネジメント能力
この3つを兼ね備えた「イケてる」歯医者さんには、地域で評判となり、患者さんが連日たくさんというデンタルクリニックも少なからず存在すると思います。
商売の原則は
「お客様の数 × 単価 × 購入回数」
ですから、
あらかじめ診療報酬という単価が決められている(自由診療は除く)歯科医院においては、おのずと重点項目が決まってくるのではないでしょうか。
決して安くない学費という投資をして勉強をし、腹を括って5000万円〜数億円の初期投資をしてせっかく開業したのですから、それに見合ったリターンを得て頂きたいと思います。