タイトルが少々キツいですが、
これは僕が言ったのではなくて、食事に誘っていただいた歯科医院の院長がサラッと発したセリフです。
昨日のbloghttp://monk-inc.jp/783km離れたところから人材確保できるお店の秘密
でも書いたのですが、これからは
人材確保ができる飲食店が流行る(儲かる)
と思っています。
これは飲食業に限らず、どの業種でも共通の課題です。
で、この歯医者さんは分院(飲食業でいえば2号店)を出そうと計画されていて、
そこを任せられる(又は手伝ってくれる)ドクターを捜していて、僕に「誰かいい人(誰かウチで働いてくれるドクター)いない?」ときたわけです。
で、冒頭のセリフ
「ただし、コミュニケーション能力がないドクターはいらない」
と、締めくくりました。
昨日のblogで
売上 = 単価 × お客様の数 × 来店頻度
と説明しました
飲食店や他の業種ならば、お客様が支払う「単価」は、お店側で自由に設定できることがほとんどだと思います。
ただ、
医療に関しては、一部の自由診療を除いてこの「単価」が健康保険制度で決まっていて、
「この治療をしたらいくら、あの治療をしたらいくら」
という制度ビジネスになっています
裏をかえせば
愛想の悪いぶっきらぼうな先生
に診療されても
愛想の良い明るく楽しい先生
に診療されても
お客様である患者さんが支払うお金は同じわけなんですね
「診療の質 = 支払う対価(お金)」ではない
なので、冒頭の院長先生は
診療の質には患者さんへのコミュニケーションも含まれていると考えていて
「コミュニケーション能力がないドクターはいらない」
と発したのではないかと思います。
もちろん、これはこの院長先生の方針ですので、悪しからず
村田